はなぶさむら

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  〈はなぶさむら〉から しばらくぶりです!


八雁短歌会〈横浜歌会〉の有志による短歌交流サークル
「はなぶさむら」を再開します。
興味のある方は

ぜひいちど 「八雁短歌会」公式ホームページ を覗いてみてください。
また、関連先として、

ぜひいちど 「Karikomu かりこむ」 を覗いてみてください。

●首都圏にお住まいの方、八雁短歌会・横浜歌会及び
東京歌会ではそれぞれ主宰・阿木津英出席のもと、
毎月歌会を開いています。いちど見学にお越しください。
〈問い合わせ先〉
横浜歌会:dawa3yakari@gmail.com  
東京歌会:kondo.compose.a.tanka@gmail.com

教えてください - 不登校

2018/12/04 (Tue) 20:23:56

お分かりになる方へ

宮柊二の歌にこういうのがある。

湖(みずうみ)に入りて凍死をせし鹿のいたくあはれの物語聞く

「凍死をせし鹿の物語」とは、どんな物語でしょうか。

Re: 教えてください - 関口

2018/12/05 (Wed) 13:40:56

不登校様

私は、

逐語訳:湖に入って凍死した鹿がいた、というとても哀しいお話を聞いた。


解釈:鹿が湖に入って凍死した。そのような大変哀しい内容の物語を作者である私は聞いた。

と捉えました。

関口拝

Re: 教えてください - 不登校

2019/01/05 (Sat) 07:36:43

関口様

この歌の「物語」について少し、調べてみました。

この歌は柊二の歌(招作 昭和53年)の三番目にある。その前には、次の二首がある。

白き狐

大雪山の老いたる狐毛の白く変りてひとり径を行くとふ

水青き然別湖(しかりべつこ)を鹿の肉食ひつつを見る冬のホテルに

然別湖は、北海道十勝管内の鹿追町北部と上士幌町南西部にまたがる湖である。大雪山国立公園内にある。鹿追町は北海道の一大農業地帯十勝平野の北西端に位置し、大雪山国立公園の一部を含む夫婦山のふもとに広がる山麓農村地帯である。
柊二はここを訪れ、鹿の物語を聞き、詠んだものと思われる。

鹿追の町は、クテクウシと呼ばれ、アイヌの人達が、鹿を追いこんで、捕えていたころだった。この町の由来は以下に詳しい。そこに物語の説明がありました。

https://www.town.shikaoi.lg.jp/sightseeing/history/densho/

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